近年、頻繁に話題にのぼる、食品関係の異物混入問題。異物とは、本来その食品中にあってはならないものを指します。
混入した異物が消費者の健康を害するものの場合、罰せられることもあります。異物混入が最近よく取り沙汰されるようになった背景には、カメラ付き携帯電話の普及や、インターネット環境の整備があります。今まででは、特定の人しか見られなかった情報でも、ツイッターなどのSNSで、リアルタイムに世間に訴求できるようになりました。多くの人の目にさらされやすくなった現代では、より一層の安全・安心への配慮が必要です。頻繁に報道されることで、「今自分の食べているものは大丈夫だろうか」と不安になり、購入を控える人もいます。何よりも、食品に対する衛生を脅かすと消費者の信頼に関わる重大問題です。様々な異物がありますが、弊社では防虫の分野で皆様のお役に立ちます。定期的な点検・消毒により、衛生的な環境づくりのお手伝いをいたします。
異物混入の原因となるものを、ひとつひとつ管理・清掃しましょう。
異物混入ゼロを目指して、対策をしていくことが大切です。
- 十分に清掃をし、カビなどを発生させない
(カビが発生するとそれを餌にするダニも発生します)
- ダクト・フードや洗浄機などの熱源は温かく、虫の好む環境となってしまいます。定期的に清掃しましょう。
- 毎日必ず清掃しましょう。
残飯や汚水のたまった状態は不衛生で、害虫を呼び寄せます。
- 汚物のニオイの残る場所なので、常に清潔にしておくことが大事です。
食品工場などで発見される害虫類は、迷い込んだもの、侵入してきたもの、繁殖したものなど、いろいろな可能性が考えられます。
内部発生が可能な昆虫類
- チョウバエ類
- ノミバエ類
- ショウジョウバエ類
- ニセケバエ類
- ハヤトビバエ類
- チャタテムシ類
- シバンムシ類
- カツオブシムシ類
- ゴミムシダマシ類
- ガ類
- ゴキブリ類
- ダニ類
外部侵入性の昆虫類
- ユスリカ類
- クロバネキノコバエ類
- アブラムシ類
- イエバエ類
- ニクバエ類
- クロバエ類
- アリ類
- ゲジ・ムカデ類
- クモ類
どのような害虫が発生したかにより、対策も変わってきます。細かい消毒管理は私たちにお任せください。
工場で考えられる混入リスクを挙げました。
各過程ごとに考えられるリスク削減に向けて対策を行いましょう。