ゴキブリを家で見かけたらパニックになる貴方。
体がなんとなく痒いのだけど、もしかしてダニがいるの。
ネズミにパソコンケーブルをかまれて、仕事にならなかった社長さん。
羽のあるアリがいっぱい飛んでるんだけど、どうしたらいいの。
人を不安に陥れる昆虫たちを、総称して害虫と呼んでいます。
その害虫たちとの、日常の格闘をユーモラスに記録している実録日記です。

写真は、岡山市内の中核病院の玄関付近に設けられた
緑化のお庭の植込みの様子です。

楕円形のこげ茶色の長い物体が、モミジの木から垂れ
下がっているのが見えると思います。



これに近づくと、唸るような音が聞こえて、ほ～ら！
これが、ミツバチが気が遠くなるほど集合している物
体だということが分ります。

活動中のミツバチたちは、巣から女王バチが出ていくと
其れに付いてきて、瞬く間に女王を取り囲んで、こうした
ボール状の物体を作り上げます。

これが山の中なら、問題はないのですが、病院の玄関と言
うこともあり撤去したわけです。

雨が降り、気温が急に上がり、室内の湿度が高まる季節
を迎えますと、ダニの被害が寄せられます。

冒頭の写真は、市内の総合病院で、大発生したコナダニ
の仲間の、顕微鏡写真です。

弊社では、２台の大型顕微鏡を用いて、昆虫の同定作業
を行っております。

写真は、１００倍に拡大したものです。

不謹慎ですが、こうして生物を観察するたび、その美し
さに感激するのです。

とは申しても、被害が出ている以上、、ピシャっと弊社
の技術でその被害を止めてしまわなくてはなりません。

冒頭の写真、日本家屋の和室の壁のこのシミ・・・・何だと思いますか。

決して千住博画伯の滝の絵ではございません。

更にこの写真。

広縁の廊下がしっとり湿り、サッシの窓枠の敷居に濡れ濡れのタオルが
敷いてあります。

実はこれ、全てミツバチの蜜なんです。

別にハチミツのビンを壁に投げつけたりしたわけではありません。

で、天井裏にそっと首を突っ込むと、３メートルほど先の、小屋裏に、

ミツバチが数千匹たかっている巣が見えるではありませんか。

段取りとして、まずこのハチを駆除。

ガス剤を天井裏に充てんさせ、一気にノックダウンさせます。

その様子がこの写真です。

屋根裏が、養蜂家の巣箱と同じ状態なんです。

巨大化した巣が、天井裏に落下し、そこから数十リットルの
蜜が、流れ出していたのです。

正にお菓子の家！！

６０リットルのバケツが一杯になるほど巣を削り取り、駆除
と巣の撤去を終えました。

しかし炎天下、５０度近い天井裏での作業は命がけです！！

後は工務店さんの大工仕事です。
安心して作業して下さい。

今朝は、岡山市内で『ノミ』の駆除を行いました。

冒頭の写真は、訪問した時に、私のソックスに飛びつきてきた
ノミの様子です。

こうしたノミの被害の場合、原因が猫に由来することが多いも
のです。

のら猫に住まわれてしまうような、そんな場所を家の周りに作
らないこと、のら猫にエサを与えたりして、その猫に居座られ
ないようにすることなどは、予防の必須要件です。

そののら猫が交尾し、子猫など、自宅の敷地内で産まれたら、
十中八九、その家の人はノミの被害に晒されるはずです。

野生の子猫には、猫ノミが涌くのです。

どうかお気をつけください。

注意していても、ノミの被害に遭う時には、弊社にお知らせく
だされば、適切な駆除を行わせていただきます。

オフィス内でのダニの駆除です。

肌が柔らかい順に刺されるので、一般的
には「子供→女性→男性」の順番に被害
が出ます。

わきの下、内腿、お腹まわりなどを刺咬
し 痒みを引き起こします。

男性に被害が及ぶときは、相当数の個体
が 居ないとあまり発症しません。

冒頭の写真は、現場で採集した、その個
体を、接写カメラで写したものです。
大きさは、０．５ｍｍ程度でしょうか。



どこに繁殖しているかと言うと、写真の
複合機の周辺です。
寒くなったので、ここに集まったのか？？？

想像するしかありませんが、元は、ネズ
ミや鳥について侵入してきたと思われま
す。

丁寧に薬剤処理を行いました。

しかし色々なところで、害虫に関する被
害は出るものだと、 感心したり、驚いた
り・・・・！！です。