ゴキブリを家で見かけたらパニックになる貴方。
体がなんとなく痒いのだけど、もしかしてダニがいるの。
ネズミにパソコンケーブルをかまれて、仕事にならなかった社長さん。
羽のあるアリがいっぱい飛んでるんだけど、どうしたらいいの。
人を不安に陥れる昆虫たちを、総称して害虫と呼んでいます。
その害虫たちとの、日常の格闘をユーモラスに記録している実録日記です。

忍び寄るアメリカカンザイシロアリ

2008年の山陽新聞の全県版(第二全県)に岡山県で初めて
アメリカカンザイシロアリが確認されたという記事が掲載さ
れました。

私の防除士の資格を発行する、日本しろあり対策協会の県支
部が確認したということで記事になっています。

実は、私の仕事では、既に数年前に存在は確認されており、
今回は協会として確認したということですので、少し記事
に補足しておきます。

記事では・・・・
「駆除したのに効果がない」と書かれていますが、それは、
正しい知識を作業員が持ち合わせていなかったことと、
お客様にきちんとした説明が行われていなかった事に原因
があります。

また「周辺住宅への拡大もある」という記事については、
これは既存の悪質床下環境改善業者が、よく使う、誤った
セールストークの延長であり、教会たるものがあまり大げ
さに書くべきではないと思いました。

「時間をかけて巣の場所を特定し、一つずつ駆除していく
しかない。」と結んでいますが、ようするに、知識のない
作業員による薬剤の大量散布ではなく、専門化が時間をか
けて、正しい方法で丁寧に行うべしと言うことです。

私は予防措置については、事業として積極的に行なってい
ませんから、その効果については何とも申し上げられませ
んが、発見した時に正しい業者に駆除を依頼すればいいと
考えている一人です。

今回の記事の最後に、岡山大学の教授の、「巣から出され
る細かい砂粒状(さりゅうじょう)のふんなどを手がかり
に・・・・」というコメントがありますが、このフンの写真を
今朝、弊社でも現場で採集し撮影しましたので、写真をご覧下
さい。(メモリは1ミリです。)

ちょっと特徴的なフンなので、素人でも10倍程度のルーペで
観察すれば、見分けがつくと思います。

参考までに、上の写真は、ニコンの生物顕微鏡で×20で観察
した、砂粒状とよばれる由縁の形態が分る写真です。

床下を点検するために、点検口の設置をお願いします。!

冒頭の写真は、先日、シロアリの調査と施工に訪問した住宅の、
床下点検口です。

同様のものに、ずっと昔に大流行して、今は廃ってしまいました
が、床下収納という建材がございました。

「床下点検口」も、「床下収納」も、本体の目的が異なってはい
ても、住宅の健康を維持するため、点検や、確認作業の施工時に
とても役に立つものです。

昨今は、住宅の一階に和室がない家も増え、いざトラブルが起き
た時に、床下にスムーズにアプローチできない家も増えています。

リフォームや、新築の際、脱衣場や、台所に一件の家で2箇所ほ
ど、設けておくとその後とても役に立ちます。

家は建ててからが、管理が必要になるものです。

管理しやすい家を建ててください。

あなた様のためでもあります!!

シロアリ被害は鉄筋コンクリートの建物でも起きる!


しろあり被害は、一般的には、木造建築物や文化財の建物だけの
ことと思われがちです。

しかし、実は鉄筋コンクリートの建物の一階店舗や、公共施設で
もかなり発生しており、年間30か所以上で、そのような建物で
のしろあり駆除を実施しています。

これは県内の、繁盛美容室ですが、ここでも例に漏れず被害が出
ました。

床下がない建物ですから、一般住宅のように、リアルに目視確認
で駆除工事をすることができません。

被害報告がなされた箇所、それに付随するゾーンを、丁寧に調査
しながら、想像と経験で施工致します。

弊社では熟練したスタッフが、お客様の要請に応え、丁寧に慎重
に施工しております。
イエシロアリ駆除の神髄!


写真は、イエシロアリ被害を受けていることを知らされずに購入
した中古住宅です。

岡山県には瀬戸内海沿岸部に、凶暴なイエシロアリが生息してお
り、国内のイエシロアリ被害地域の中でもダントツの生息ゾーン
として注目されています。

牛窓~岡山市沿岸~玉野~児島~寄島~笠岡は、特に被害が大き
な地域です。

日本では、ヤマトシロアリと、イエシロアリが主たるしろありで
す。

この内、凶暴な活動(甚大な被害を及ぼす)の種類が、イエシロ
アリです。

この写真は、中古住宅を買ったけど、強烈なイエシロアリ被害が
報告されず、購入後にその対策を考えられている現場です。




階段の二階の手前のベニヤ板をはがすと、内部がイエシロアリの
巣です。こんなことはヤマトシロアリはしません。生態が異なる
ためです。



↑これこそが、この凶暴なイエシロアリが、その活動域を二階に
まで拡大させた、その勢力の証の、巣です。



床下の、蟻道も、神経細胞のように、次々基地を作りながら、
広がり、数年で正に家を破壊(倒壊)させてしまいます。

住宅を購入する際には、必ずシロアリの点検を、できれば独自に
行ってください。

深い知識を持ち、正しいシロアリ作業ができる業者は、岡山県
内でもごく少数です。

弊社では県内の調査、診断を有料で行っています。

お気軽にお問い合わせください。
泡施工による土間床下への薬剤施工




























写真は、『古民家再生』してお住まいになっておられる方の住宅
でシロアリ駆除を行っている様子です。

古民家には、土間(どま)と言われる場所があり、古民家を手に
入れて、皆さんが最初にされるリフォームが、この「土間」を、
フローリングにするというような改築です。

その時に、人が入れないように狭い空間の、地面から10センチ
~20センチの高さに床組みをされて、フローリングを施される
ので、十中八九シロアリ被害に遭います。

工務店は施主の希望に沿うのが使命ですから、シロアリについて
注意喚起されないのが通例です。

こうした場所の被害の駆除を受けた場合、弊社では、写真のよう
に、床下全面に泡の力で薬剤を隅々まで届ける施工をしておりま
す。

弊社は県内で唯一、この工法での施工・施薬が実施できる企業で
す。

正確で丁寧な施工を、床下に潜行できる場合と同様に実施できて、
施主から喜ばれています。
< 一覧へ戻る
ページの先頭へ
電話はこちら お問い合わせ