ゴキブリを家で見かけたらパニックになる貴方。
体がなんとなく痒いのだけど、もしかしてダニがいるの。
ネズミにパソコンケーブルをかまれて、仕事にならなかった社長さん。
羽のあるアリがいっぱい飛んでるんだけど、どうしたらいいの。
人を不安に陥れる昆虫たちを、総称して害虫と呼んでいます。
その害虫たちとの、日常の格闘をユーモラスに記録している実録日記です。

サツキの花の開花はハネアリ出現の合図!

冒頭の写真は、美しい街路樹のサツキの花。

私の仕事のカテゴリーの一つの「シロアリ駆除」ですが、
「いつハネアリが出現するか?」という質問があります。

通常なら、毎年大型連休前後からが、出現時期で、緊急出動
するのですが、その根拠はこのサツキの花の開花なのです。

サツキの花の開花=大型連休ごろ=シロアリの出現です。

シロアリは生態的に、内陸部のヤマトシロアリが、この
サツキの花が満開になり、雨が降った翌日の、快晴の日に
飛翔することが生物的に決まっているからです。

花暦と生物の活動は割とリンクしています。

そのことから考えると、今年はすでに会社のサツキは開花が
始まっています。

いつもより2週間以上早く、緊急出動依頼があるのでしょうか?

しろありのハネアリ写真


写真はシロアリのハネアリで、メモリは1ミリです。

特徴は、4枚の羽根が全て同じ大きさであることです。

ですから生物分類で、等翅目に分類されています。

毎年5月に入るか入らぬ頃、街路のサツキの花が満開を
迎えるころ、気温上昇し、風が頬に心地よく吹き始め
ると、このしろありのハネアリが出現します。

一軒のお宅で、5万頭(匹とは数えません!頭(とう)
です。)が群飛という、一斉に有翅虫となって、外部に
スウォーム(飛び出すこと)を開始します。

恒例の大イベントの開始です!
狭い床下のシロアリ駆除!


上記の写真は、薬を泡にして床下に送り込む
最新型の施工機器です。

古民家再生が増えてきましたが、一番困るのが、
以前の土間に、床組をしないで、直に土台を置
いて、フローリングすると言う構造です。

そもそも土壌面に、直に木材を置けば、その内
に、必ずシロアリ被害が出ます。

そうした時に、人が入れない、奥まで見えない
床の構造だと、本当に駆除に悩みます。

そこで!!こういう機器が活躍します。

薬を泡状(ムース)にして、ドンドン狭い床下に
送り込み、狭い床下を、泡で一杯にするんです。

シロアリ駆除用の薬を、泡にして施工するので、
泡が床下全面に広がり、満たされれば、それで
駆除も予防も完了です。

古民家にお住まいの方や、工務店様は、是非弊社
にご相談ください。

フローリングを剥がすという、高額な費用を掛け
ずに、シロアリ駆除ができます。
ウッドデッキのシロアリ被害


冒頭の写真は、ウッドデッキへのシロアリ被害の
調査をしているところです。

ウッドデッキはシロアリの好物です!!

大型連休前後には、気温が上がってきて、この
ようにシロアリが活動する現場に遭遇する季節を
迎えます。

先週から、ほぼ毎日のようにシロアリの現場に通
い、調査を行い、駆除を行う毎日です。



この被害に遭ったウッドデッキも、束に当たる部分
を調べると、この写真のように、シロアリが、活発
に活動していました。

ウッドデッキへの被害は、連結している建屋本体への、
シロアリ加害へと広がる恐れがあります。

駆除を行う必要がある案件でした。
ムスメ巣立って、家にムシ付く!!

頭の写真は、住宅の和室に発生して、被害を及ぼしている、
ヤマトシロアリです。

今回のケースは、お嬢さんが進学で巣立って、使われなくな
った部屋を、物置代わりにして利用していたところ、帰省す
るとのことで、久しぶりにダンボール箱を動かしたら、この
被害に気付いたとのこと。

よくあることです。

使われなくなった部屋を、物置代わりに放置しないで、リフ
ォームを行うなどして、趣味の部屋や、お父さんの書斎など
日々活用できる空間にして、毎日使って被害に遭わないよう
にして貰いたいと思っています。

現代日本は、高気密高断熱住宅が主流。

冬でも活動し続けることができる、シロアリの天国です。

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