毎年元旦の新聞に目を通すと、世界で活躍される各界の有名人や、私の住むこの限られた地域の経営者までもが、新聞の広告に「年頭所感」を寄稿されていて、それはそれで目を通すとユニークなものもあり勉強になる。

しかし私は、その内容を読んで、「何かしら自分の会社の経営のためになっているか?」と聞かれても、「ひとつも無い」と答えるしかない。その理由は、書かれている会社が巨大企業であることと、極めて近視眼的な分析が多いためだ。

勿論、分析を行う際に、遠くの未来を見つめながら、今を占うことはありふれた手法ではあるので、間違ってはいない。しかし私のような零細企業が、経営計画を考えたり、社会の行く末に思いを寄せる時には、もっともっと大きな宇宙を慮って考えるので、それから比べたら、「自分が儲かるか?経済がどうか?」という議論や分析が、虚しく思えるだけなのだ。

そもそも地球は、1億4700万キロ離れた太陽の周囲を、凡そ三百六十五日かかって一周していることは中学生なら誰でも知っている。そして38万キロ離れた、軌道を回る月を連れている。

つまり地球は、太陽の周囲を、秒速29.4キロという速度で公転しながら、地球そのものが、地軸を23.4度南北にぐらつかせながら(倒れる前のコマのように)、宇宙を飛んでいるわけだ。私の専門の地理学用語で表せば、北回帰線と南回帰線の間を一年間に、約47度ローリングしながら、太陽の周回軌道を航行していることになる。

この太陽と月の関係が、江戸時代までは旧暦で表されて活用されていたが、今では使われていない。

しかし私のような自然を相手にした仕事に限らず、地球上のあらゆるビジネスは戦争に至るまで、この太陰太陽暦を参考にして戦術を取らないと、負け戦をすることに成ると思っている。

そもそも真冬なのに、今日届く年賀状は、迎春と書いてある。今は春ではないのに!!

弊社がお得意様に配布するカレンダーには旧暦が書いてある。今年の場合、旧暦の元日は2月8日であり、この時分に賀状をもらって、迎春なら何だかわかる気がすると言うものだ。

因みに旧暦通りに実施するとしたら、今年の場合・・・・
七草粥・・・・・2月14日
雛祭り・・・・・4月 9日
端午の節句・・・6月 9日
七夕・・・・・・8月 9日

・・・と言う具合に、ひと月以上違うことが判る。

自然と一体になった計画を、ビジネスには取り入れなくてはならない。それが地球市民としての心がけだと思っているからだ。これが自在に扱えれば、どんな仕事も大成功に導かれると思っている。

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有限会社白神環境衛生消毒は、岡山市に本社を構える害虫駆除会社です。

害虫駆除と一口に申し上げましたが、シロアリ駆除、キクイムシ駆除、ハエなどの飛来昆虫類駆除の他、
ゴキブリ駆除、ネズミ駆除、イタチやハトなどの小動物防除をはじめとして
時に生活区域において脅威となるハチ、蚊、毛虫駆除なども請け負っております。
上記のような駆除の他、国宝や重要文化財に対する毒ガス燻蒸による建造物の保全や
建物内部の衛生管理のための薬剤散布も行なっております。

人に有害な生物の活動を人の生活を害さないレベルまで制御することを

ペストコントロールといいます。

白神環境衛生消毒は「正しいことだけを行い、不必要ことまで行わない。」を主眼に、
多岐にわたるペストコントロールを専業にしています。


このブログは、そんな白神環境衛生消毒の代表である白神久志が、
日々の生活の中で気づいたことやお伝えしたいことを徒然なるままに記したコーナーです。

今後は定期的にその都度アップして参りますので、どうぞお楽しみくださいませ。

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