今日の岡山は、久しぶりのまとまった雨模様の天候です。

自然を相手にしている私たち害虫駆除の業者にとって、気候が暦通り進むことはとても大切なことです。
ちなみに今年は、秋がいつまでも気温が高く、紅葉狩りに半袖なんて言う日もありました。
平年通り、もっと言えば、長い歴史の中で繰り返されてきた気候が、何の変りもなく続くことはとても
重要なのです。

暖冬の年などは、寒さによって自然淘汰されるべき昆虫が、越冬に成功し、翌年は生き残った個体に更に
新しく生まれる個体が加わって、その昆虫の大発生という事態が起きます。

数年前は、岡山市の足守地区で、クロバエが大量に発生。
学者も首をひねる、大発生で、食品関連企業は多額の施設整備を余儀なくされました。
また昨年は、カメムシが大発生。洗濯物の洗い直しをさせられた家庭も多かったと思います。

こう考えますと、日本古来のお祭りごとや、仏教行事も、こうした自然への驚異を取り去る意味合いの
祭事が多いこともうなづけます。

寒い時には手足が凍るほど寒く、暑い時には蜻蛉が立つほど暑い日が訪れることで、自然は生命を
淘汰させ、正常な個体数になるよう、神のみぞ知る力を地球上に注いでいるわけです。

最近私どもで行う、シロアリ駆除でも、高気密・高断熱住宅の普及によって、真冬なのに、連絡で
「畳の下に、うようよ白い蟻のような昆虫がいるのですが・・・。」と対応を促す電話があります。

冬なのに暖かいと言うことは、冬は活動しない昆虫であるはずの生き物が、こうして種の拡大を
図っていると言うことなのです。

人のわがまま、人のより快適な暮らしへの警鐘かもしれません。

無の境地になって、ほどほどの生活がしたいと思うこのごろです。

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有限会社白神環境衛生消毒は、岡山市に本社を構える害虫駆除会社です。

害虫駆除と一口に申し上げましたが、シロアリ駆除、キクイムシ駆除、ハエなどの飛来昆虫類駆除の他、
ゴキブリ駆除、ネズミ駆除、イタチやハトなどの小動物防除をはじめとして
時に生活区域において脅威となるハチ、蚊、毛虫駆除なども請け負っております。
上記のような駆除の他、国宝や重要文化財に対する毒ガス燻蒸による建造物の保全や
建物内部の衛生管理のための薬剤散布も行なっております。

人に有害な生物の活動を人の生活を害さないレベルまで制御することを

ペストコントロールといいます。

白神環境衛生消毒は「正しいことだけを行い、不必要ことまで行わない。」を主眼に、
多岐にわたるペストコントロールを専業にしています。


このブログは、そんな白神環境衛生消毒の代表である白神久志が、
日々の生活の中で気づいたことやお伝えしたいことを徒然なるままに記したコーナーです。

今後は定期的にその都度アップして参りますので、どうぞお楽しみくださいませ。

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