ゴキブリを家で見かけたらパニックになる貴方。
体がなんとなく痒いのだけど、もしかしてダニがいるの。
ネズミにパソコンケーブルをかまれて、仕事にならなかった社長さん。
羽のあるアリがいっぱい飛んでるんだけど、どうしたらいいの。
人を不安に陥れる昆虫たちを、総称して害虫と呼んでいます。
その害虫たちとの、日常の格闘をユーモラスに記録している実録日記です。

ハトの飛来は賃貸物件を荒廃させる!!


これは何かと申しますと、ハトのフンの山なんです。

オーナーは当初、高を括っていて、いつかは来なく
なるだろうと甘く見ていたそうです。

ところが、徐々に入居者も退去、新しい入居者は来
ずで、とうとう対策を講じることになりました。

ハトの糞には、脳炎を人に発症させる菌が生息して
いて、ここまで放置していたら、誰でも退去します。
空港格納庫の防鳥施工

冒頭の写真は、ハイライザーと呼ばれる高所作業車で、
空港の格納庫の天井付近で作業を行う、弊社の社員の
姿です。

機体の点検や整備のために格納した飛行機の機体上に、
ボトボト糞を落とすのが営巣しているハトや、その他の
鳥です。

安全運行上においても、お客様にとっては、本当に悩み
の種の困った被害なのです。

そんな訳で、防鳥施工の依頼をされました。

弊社として、鳥の駆除(殺処分)は保護法の関連ででき
ないので、格納庫天井付近に膨大に詰め込まれた小枝や、
放置された卵などを高所作業車を用いて回収しまして、
更に防鳥資材で、侵入する箇所を塞ぎました。

マンション改修時に防鳥施工


マンションのハト飛来は、建物を傷めるだけではなく
住人の健康被害を引き起こすことにもなる、フン害は
重大な問題です。

弊社では、街中でよく見かけるゴミ置き場のネットの
ような物ではなく、細い特殊化学繊維のネットを施工
しております。

そのメリットは

①目につきにくく、住人にも好評である。

②取付時、穴を建物に開けないので問題が起こらない。
(通常、ベランダはマンションの共益部なので穴をあ
けたりはできない!)

③取付ベースとネットをインシュロックで固定をする
ので、取り外しが安易にできる。

④大きなマンションの全体を屋上から覆うこともでき
るし、一部屋だけでも施工ができる。

・・・などなどの特徴が挙げられます。

こうした資材と施工のため、空港の格納庫などでも利
用されております。
防鳥ネット施工という手法


冒頭の写真は、ハトの飛来で困っているマンションのベランダへの
防鳥ネットの施工の様子です。

目を凝らさないと見えないんですが、耐光性に優れた、とても丈夫
なネットを、エポキシボンドを用いて建物に接着させたベースに据
え付ける手法です。

で、こうしたネットをつけようと考えられる方の、その家のベラン
ダは、大概こうした様子です。

  

これはハトのフン公害というものです。

ハトのフンは、カラカラに乾いても、三か月間は、内部にクリプト
コッカス菌という菌が生きていて、恒常的に吸い込むと脳炎を起こ
し死に至ります。

そのような理由から、防鳥施工が求められるわけです。
防鳥資材あれやこれや!

冒頭の写真は、缶詰から出した、桃の実ではありません。

これはハトを寄せ付けないという、外国製の新資材です。

商社から、コストをかなり掛けて開発された防鳥資材であ
ると説明を受けたので、テストケースとして、早速、ハト
被害で困っているマンションのベランダにテスト施工しま
した。














100%完璧な防鳥施工は、何といってもネット(網)
です。でもこれは、分譲マンションだと資産価値が下
がるとか、賃貸なら外観が悪くなるなど、いろいろ問
題があります。

慣れてしまえば気にならないのですが、設置当初は、入
居している人にとっては、自分が檻に入っている気分で
す。

そこで、このような資材が次々発売され、テストの依頼
を受けます。

継続性がある防御が好ましいと思うのですが感じ方は様
々で、専門家としては悩むところです。

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